頭・首の症状
| 肩・上肢(腕・肘・手)の症状
| 胸・背中・お腹・わき腹の症状
| 腰・臀部の症状
| 下肢(股・太腿・膝・下腿・足首・足)の症状 |
肩甲骨の周りが張る・痛い首や肩、腰のコリと一緒に訴えがあることの多い症状です。筋肉の使いすぎや疲労によるコリの場合、肩甲骨は首や肩、腕の筋肉と
つながっているので、肩甲骨の間や周囲にも張りや痛みが出やすいです。パソコンやデスクワークで両腕を前に持ち上げていることの
多い方や、首や肩が前の方に傾いた猫背姿勢の方に多く見られます。この部分の筋肉が硬くなると首や肩、腕、腰にも影響が及び、ひどく
なると肺の呼吸にも影響します。 |
背骨が痛い最も多い訴えは背骨の両脇にある筋肉の張りと痛みで、首や肩、腰などのコリにつながって症状が出ることが多いです。
デスクワークや力仕事などでの疲労や使いすぎが原因になります。ひどい時は筋肉が攣縮(足をつったり、ぎっくり腰のような状態)して
強い痛みが続くこともあります。またストレスなどで神経が過敏になりすぎると触るだけでも痛みます。 |
わき腹が痛い肋骨の骨折が多く見られます。特に胸部を強く圧迫されたりした場合に側胸部で肋骨が骨折したりヒビが入ったりします。
また体を捻る動作を繰り返すようなスポーツ(ゴルフや野球のスイングなど)をムリに行うことや強い咳やくしゃみの繰り返しで肋骨にヒビ
(疲労骨折)が起こることがあります。その部分を触ると痛み、咳や深呼吸など肋骨の大きい動作で痛みが強く出ます。骨折まで至らない場合には
肋間筋(肋骨と肋骨の間の筋肉)を痛めることがあり、骨折に似たような症状があります。 |
胸(鎖骨・胸骨・肋骨)が痛いケガの場合は鎖骨・肋骨の骨折が多く見られます。特に肩を強くぶつけたり両肩から圧迫されたりした場合には鎖骨骨折しやすく、痛みで腕や
首を動かせなくなります。肋骨も直接ぶつけたり胸を強く圧迫されたりした際に骨折しやすく、体の前後屈・側屈・ひねり動作や咳・くしゃみで
痛みが強くなります。特に側胸部に起こりやすいです。事故などの特に強い衝撃で骨折した際は、肺などの内臓や血管を損傷することも多いので病院
を受診してください。軽度のケガでは胸や鎖骨周辺の筋肉を痛めることがあり、腕を挙げたり肩を持ち上げたりすると筋肉痛のような痛みが出ます。 |
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