頭・首の症状
| 肩・上肢(腕・肘・手)の症状
| 胸・背中・お腹・わき腹の症状
| 腰・臀部の症状
| 下肢(股・太腿・膝・下腿・足首・足)の症状 |
肩があがらない・後ろに回せない腕を上げると痛い、髪をとかすとき痛い、痛くて夜眠れない、というような訴えが多く見られます。
関節内や関節の周りの筋肉や腱が硬くなり動きが制限されてしまい、動かすと痛みが出るような状態です。 |
肩がこる最も多いのは無理な姿勢や仕事で首や肩の筋肉に負担がかかり、常に筋肉が緊張している状態が続いてしまっていることが原因となるものです。
いわゆる肩こりですが、その状態が長期間続くと椎間板ヘルニアや変形性頚椎症などの原因になってしまうので、早いうちからのケアが大切です。 |
肩や腕が痛い・重い・痺れる首や肩の筋肉の緊張(こり)が原因となっていることも多いですが、特に腕の方にまで症状が拡がるような場合は首の神経に関係する 疾患の可能性があります。多いものとしては頚椎椎間板ヘルニア、変形性頚椎症、頚椎捻挫、胸郭出口症候群、頚肩腕症候群などです。 やはりパソコンやデスクワーク、無理な姿勢を長時間しなければならないような方に多い症状です。 |
肘・前腕が痛い仕事やスポーツでの腕の使いすぎによる痛みが多いです。物を握ったり絞ったりする時に肘の内側や外側に痛みが出て、握力が弱くなったり
手の方に痺れなどが出る場合もあります。野球肘・ゴルフ肘(上腕骨内側上顆炎)、テニス肘(上腕骨外側上顆炎)といわれ名前の通りスポーツ
による繰り返しの負荷で炎症を起こすことが多くありますが、家事や介護などの生活の中でも起こりやすい症状です。 |
手首が痛い手首はいろいろな方向に動く関節で、手先の動きや感覚を担う神経や筋肉・腱の通り道になっています。生活やスポーツの中でも特に負担が多く、
痛みが出やすい部位になります。 |
手の先が痺れる腕や足の痺れは緊張した筋肉や腫れなどによって、そこを通る神経や血管が圧迫されて起こることが多いです。手や指先の痺れは、首から出ている
神経や血管が途中で圧迫されることが原因となっていることが多く、圧迫は頚椎(首の骨)や首のつけ根、腕の付け根、肘、前腕、手首、手のひらなどで
起こりやすいです。圧迫が取り除かれれば症状も軽快しますが、長期間神経や血管が圧迫された状態が続くと組織が変性して、運動機能に障害が出たり
関節が硬くなったり、筋肉が萎縮したりしてしまいますので、痺れや感覚異常は早めに受診してください。 |
腱鞘炎家事や仕事で同じ動作を繰り返すことによる摩擦で腱鞘に炎症が起こります。特に親指を動かす腱が手首やつけ根で擦れることが多く、
手首の親指側や上側、親指の内側やつけ根が腫れて痛みます。手首をよく使うスポーツをする人・パソコンを使う人・摘む・キャップを閉める
・ドアを回すなどの親指の使いすぎ・手首の捻挫・打撲や出産直後・閉経後の女性に見られます。 |
バネ指(弾発指)指を曲げる細い筋肉やそれが通るトンネルが、頻回に曲げ伸ばしを続ける(使い過ぎる)ことで肥厚してスムーズに通らなくなります。 指の曲げ伸ばしで引っかかりがあったり、コキッというような感じがあり腫れや痛みが伴う場合もあります。 指が一度曲がると反対側の手で伸ばさないと伸びなくなったり、関節が硬くなって完全に伸びないという症状にも進行します。手の平側の 指の付け根部分に小さなしこりのような塊ができ、押すと痛みを感じます。使い過ぎの他、老化やホルモンの影響による場合もあります。 |
その他 |